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令和 2年 9月29日決算審査特別委員会−09月29日-01号

  • "長寿命化工事"(/)
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  1. 草津市議会 2020-09-29
    令和 2年 9月29日決算審査特別委員会−09月29日-01号


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    最終取得日: 2021-07-29
    令和 2年 9月29日決算審査特別委員会−09月29日-01号令和 2年 9月29日決算審査特別委員会              決算審査特別委員会会議録 〇日時     令和2年9月29日(火)  午前9時30分 〇場所     全員協議会室 〇出席委員   委 員 長  西垣 和美     副委員長  中島 美徳         委  員  田中 香治     委  員  服部利比郎         委  員  石本恵津子     委  員  遠藤  覚         委  員  土肥 浩資     委  員  杉江  昇         委  員  西川  仁     委  員  伊吹 達郎         委  員  瀬川 裕海     委  員  中嶋 昭雄         副 議 長  永井 信雄 〇欠席委員   な  し 〇傍聴議員   な  し 〇出席説明員  副市長           山本 芳一
            教育長           川那邊 正         監査委員          岡野 則男         総合政策部長        田中 祥温         総合政策部理事(公社担当) 松下 正寿         総合政策部理事草津未来研究所経営戦略担当)                       堀田智恵子         総務部長          田中 義一         まちづくり協働部長     長  源一         環境経済部長        藤田 雅也         健康福祉部長        増田 高志         子ども未来部長       木村  博         都市計画部長        辻川 明宏         建設部技監         中安 隆年         建設部長          寺田 哲康         上下水道部長        打田 敏之         教育部長          居川 哲雄         教育部理事学校教育担当) 畑  真子         総務部副部長(総括)    黒川 克彦         環境経済部副部長(総括)  田中 三男         都市計画部副部長(総括)  松尾 俊彦         建設部副部長(総括)    生田 英樹         建設部副部長(プール整備事業担当)                       島田  稔         建設部副部長(国県事業担当)清水 良幸         上下水道部副部長(総括)  奥山 敏樹         上下水道部副部長(浄水担当)島田  恭         上下水道部副部長(浄水担当)平尾  聡         会計管理者         北相模政和         総務課長          有村  潤         財政課長          安藤 智至         農林水産課長        太田 一郎         交通政策課長        岩城 弘宜         道路課長          西田 伸治         河川課長          森   暁         公園緑地課長        松永 智行         草津川跡地整備課長     福井 教之         土木管理課長        野村 昌良         住宅課長          高谷 直也         上下水道総務課長      福西 弘充         上下水道施設課長      安土 隆文         ロクハ浄水場長       佐々野哲郎         公園緑地課課長補佐(総括) 奥野  貫         公園緑地課課長補佐     間宮 豊香         草津川跡地整備課課長補佐  山根 祐樹 〇事務局職員  局長   千代 治之   次長   山本智加江         課長補佐 吉田 克己   参与   寺井 儀政 〇付議案件 1.議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算 2.議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分および決算の認定について 3.議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分および決算の認定について 4.議第87号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定について               開会 午前9時30分 ○西垣和美 委員長  皆様、おはようございます。  これより、昨日に引き続き、決算審査特別委員会を再開いたします。  まず、昨日審査いたしました施策評価について、施策評価報告書の確認をいたしますが、建設部の施策評価の質疑で一部答弁ができていなかったため、答弁を求めます。  公園緑地課長。 ◎松永 公園緑地課長  公園緑地課の松永でございます。  ロクハ公園につきまして、施設利用状況につきまして答弁ができておりませんでしたので、回答させていただきます。  施設につきまして、デイキャンプ場につきまして、令和元年度の利用が302件でございまして、多目的広場が46件、お花見広場が133件、野外ステージが3件でございました。 ○西垣和美 委員長  推移としては減っているとお聞きしているんですけれども、減っているかどうかだけ。 ◎松永 公園緑地課長  推移としましては、昨年度よりは、デイキャンプ場とかは増えてますけれども、その前が、平成30年度につきましては、273件でございまして減ってますけれども、平成29年度につきましては316件と、大体これぐらいの推移で変移しています。 ○西垣和美 委員長  ありがとうございました。  それでは、タブレット端末に掲載しております報告書(案)を御覧ください。私が順に読み上げますので、追加や削除など御意見がありましたら、よろしくお願いしたいと思います。  まず、学校経営の充実でございます。評価対象事業が、まず特別支援教育運営事業、評価が継続と決しております。  コメントといたしまして、目的に沿って事業が実施されており、一定評価できる。なお、特別な支援を必要とする児童生徒数が増加する傾向にあることに加え、支援を要する内容の複雑化・多様化も見られることから、特性に応じた専門性の必要が増すものであり、さらなる丁寧な対応に取り組まれたい。  続きまして、教室アシスタント配置事業です。評価は全員一致の継続でございます。  評価コメントといたしましては、円滑に授業が進められるとの担任の声など、学級運営の支援に効果が認められる。今後は把握している課題等の検討も行いながら、より効果的な支援ができるよう引き続き進められたい。  続きまして、やまびこ教育相談室運営事業です。評価は継続となっております。  コメントといたしまして、学校復帰に向けての取組等、支援を講じているものの、不登校等学校不適応の児童生徒は増加する傾向にあり、今後も引き続き支援に取り組まれたい。また、GIGAスクール構想と並行して適応指導教室におけるICT環境の整備などについても早急に検討を進められたい。  続いて、コミュニティ・スクールくさつ推進事業です。評価は継続でございます。  コメントといたしまして、地域住民との連携や協働については、好事例も見られるように、一定評価できる。事業の目的については、大事な取組と認識はしている一方で、学校の評価方法については、学校運営協議会の委員が適正な評価ができるよう、改善の必要があると思われる。また、学校の課題を委員としっかり協議ができるよう取り組まれたい。  ということで、それを求めて施策評価が、総合評価Bと、全員一致のBです。  コメントといたしましては、学校が抱える課題が複雑化・多様化する中で、各事業の実施については学校現場において熱心に取り組まれており、今後も継続して施策の充実を図られたい。また、事業の推進によって、学校一体での子供への関わりを深め、支援へのさらなる充実に取り組まれたい。なお、コミュニティ・スクールに関しては、改善課題の検討を進められ、地域との連携によるチーム学校のさらなる体制強化に取り組まれたい。  以上でございます。  この報告書案について、御意見等ございましたら、よろしくお願いいたします。 ◆土肥浩資 委員  一つだけ。  この事業の教室アシスタント配置事業コメントの2行目にあります、把握している課題等の検討も行いながらというところがあるんですけど、課題等を検討するというのはどういう状況なのかなというのがちょっと分かりにくくて、もう既に把握しているわけやから、その課題の解決に向けた検討やったら分かるんですけど、こういう内容でしたっけ。 ○西垣和美 委員長  教育委員会のシートのほうに、今シートとか答弁がありましたように、教員の免許を持っていないので学習支援ができないと、単なる生活の、少し支援にしているので、そういったことを想定をしての答弁。 ◆土肥浩資 委員  具体的にはそうやと思うんですけど、ケースとしては。それをじゃあどうしようということを考えるのが検討やと思う、それは課題じゃないですか。 ○西垣和美 委員長  課題はもうつかんでいるから、課題への、改善に向かって検討の段階は終わっていると。次へのステップにという話。 ◆土肥浩資 委員  検討する対象が、課題じゃなくて、課題をどう解決するかを検討するというところのステージやと思うんです。 ○西垣和美 委員長  ああ、分かりました。課題の解決への検討ということですね。 ◆土肥浩資 委員  課題解決等のというたら。 ○西垣和美 委員長  そうですね。課題解決等の検討。ありがとうございます。  教室アシスタント配置事業で、2行目ですね、今後は把握している課題、課題への解決やね。課題解決、課題解決等の検討。  課題への解決の検討を行うやね。課題への解決の検討を行いながら。「も」じゃなくて「を」にするのね。課題への解決の検討を行いながら、より本格的な支援が、ということで、よろしいでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西垣和美 委員長  ありがとうございます。  ほかにございますでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  ございませんので、学校経営の充実については、今、土肥委員の御提案のとおり訂正いたしまして、決定とさせていただきます。  では、続きまして、施策の公園緑地の活用の報告書案に移りたいと思います。  まず、事業はロクハ公園運営事業でございます。評価は、全員が継続で決しております。  コメントといたしまして、児童遊園の指定管理と一体化したことにより、対応が迅速になったことや、遊具や道路の修繕・整備対応などにおいて成果が見られ、適切な運営がなされている。ロクハ公園は人気の高い公園であることからも、今後も継続して安全安心な維持管理と活用に努められたい。  続きまして、児童公園と維持管理事業です。評価は継続でございます。
     評価コメントといたしまして、利用者の要望に迅速に対応し維持管理ができている点は一定評価できる。今後も地域の声を聞きながら今後の管理手法や利活用の在り方を検討し、継続して適切な維持管理に努められたい。  「今後」がダブっていました。 ◆土肥浩資 委員  ああ。 ○西垣和美 委員長  次に行きます。  弾正公園運営事業でございます。評価は継続でございます。  コメントといたしまして、施設の更新や維持管理、修繕等について着実に進められている。大規模な大会の実施を控えていることから、今後も継続して計画どおりしっかりと効果的に施設整備を進めていかれたい。  続きまして、みずの森管理運営事業です。評価は、改善となっております。  コメントといたしまして、様々なイベント実施等で集客に努めているものの、運営の仕方には今以上の創意工夫が必要と考える。隣接した琵琶湖博物館の来場者が多いという地の利を生かし、さらなる入場者数の増加とにぎわいの創出に努められたい。  続きまして、草津川跡地公園運営事業でございます。評価は、改善でございます。  コメントといたしましては、入場者数の増加などから様々な工夫による公園としての成熟や認識度の高まりは感じられるものの、当初の計画にあった市民参加や市街地への回遊性の波及といった効果が十分に現れていないと考える。今後もガーデンシティの実現を目指して、より一層の事業の推進に努められたい。  施策の総合評価はBと決しております。  コメントといたしましては、遊具の点検、改修などは適切に維持管理されており、様々な取組により利用者数の増加が見られるなど、一定の成果を上げている点は評価できる。しかしながら、当初の事業目的どおりの成果達成がなされていないと思われる事業もあり、改善の余地があることから、引き続き事業継続する中で、目に見える成果が達成されるように工夫を凝らして、公園・緑地の活用を進められたい。  以上でございます。  この報告書案に関しまして、何か御意見がありましたら、よろしくお願いをいたします。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  それでは、このように決したいと思います。  本日が、全ての、6施策の評価報告書の確認が最後となりますので、それぞれ確認はいただいているんですけれども、この際、全体を通して、何か、ちょっとここ、やっぱり修正があったらいいなということがあれば、この場でお願いいたします。  その場で上げているので特にないと思いますが。  なければ、これで6施策の評価報告書を確定したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、昨日に引き続き、一般会計決算のうち、建設部が所管する部分について審査いたしますので、説明員の入室をお願いいたします。                (説明員入室) ○西垣和美 委員長  説明員の方の準備はよろしいでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西垣和美 委員長  それでは、まず、昨日、教育委員会事務局の部門全般の審査の質疑で、一部答弁ができていなかったため、答弁を求めます。  まず、上原生涯学習課長。 ◎上原 生涯学習課長  昨日お尋ねいただきました文化ホールにおける販売及び募金活動についてお返しをさせていただきます。  まず、施設内での物品等の販売、または契約行為は、原則認めておりませんが、ただし、文化・芸術等の講演など、ホール等における催しに付随するもので、事前に指定管理者の許可を受けたものについては認めております。  募金につきましては、物品の販売または契約行為には原則当たらないものと判断しておりますが、募金先を事前に指定管理者に伝え、許可を取っていただくようお願いしております。  ただし、募金が個人的、私的なもので、活動費や会費の性質が高いと指定管理者が判断した場合には、施設使用料に営利加算や入場料加算を行うことがございます。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員、よろしいでしょうか。 ◆西川仁 委員  この中身というのは、何で決まっているのでしょうか。 ○西垣和美 委員長  はい、どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  まず、アミカホール条例及びクレアホール条例におきましては、使用許可の制限といたしまして4点ございますが、この中では、物品等の販売及び契約行為についての記載はございません。こちらは、文化ホールの利用案内についてで記載させていただいているものでございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  その際に、案内で規定をしているんですか。こういう中身について、規則ではなしに。 ○西垣和美 委員長  はい、どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  条例につきましては、公の公序良俗を乱すおそれがあるとき、施設または附属設備等を棄損するおそれがあるとき、また、反社会的なものの利益になってしまうと認めるとき、その他、管理運営上の支障があると認めるときという形になっておりまして、この中では具体的個別案件については記載をしておりませんので、こちらの利用案内のほうで書かせていただいております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  いわゆる、例えば募金に関してなんですけれども、これは使用者の自由裁量というのか、その範疇になるんではないのでしょうか。  要するに、許可条件って、中身に対する干渉になるんじゃないですか。 ◎上原 生涯学習課長  あくまで文化ホールでございますので、文化活動の拠点として貸館などをさせていただいている中で、目的を逸脱したものと判断されるようなものにつきましては御遠慮いただくケースもございます。  こちらは、もう指定管理者としての運営上の判断という形でお任せしております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  運営上の判断やけれども、これを判断しようと思ったら、各開催ごとに管理者は、その内容についてチェックをせなあかんという体制を取るということになるんですけれども、そういうのは、主催者の自由裁量権への干渉になるんじゃないのでしょうか。 ○西垣和美 委員長  はい、どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  そちら、今おっしゃっていただきました主催側というのは、事業の主催者という意味でございましょうか。 ◆西川仁 委員  使用者。  使用者の中身をチェックするという体制を取らざるを得ないでしょ。事業者は。 ○西垣和美 委員長  はい、どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  そちらの判断を指定管理者のほうに運営を任せておりますので、そちらで事前に内容を聞き取りをして判断をしているものでございます。 ◆西川仁 委員  それは分かるんですよ。それは分かるんですけれども、その内容に間違いがないかどうかと、使用者の行う行事について、一々チェックせえへんかったら駄目でしょ。そんなことよりも、自由裁量権を認めておいたほうがいいのちゃうかなという具合に思うんですけれども。これはいかがですか。 ○西垣和美 委員長  はい、どうぞ。 ◎上原 生涯学習課長  自由裁量権というふうにおっしゃっていただいているんですけれども、あくまで文化ホールの目的に沿った活動をしていただきたいと思っておりますので、そちらにつきましては、運営上の判断という形で指定管理者にお任せしております。 ◆西川仁 委員  引き続き議論しますので。 ○西垣和美 委員長  この件はそれで。  では、次の点です。馬場給食センター所長、どうぞ。 ◎馬場 学校給食センター所長  昨日お尋ねがありました給食異物混入時に対応する損害賠償保険等に加入しているかということの質問に対してお答えしたいと思います。  本市は、全国市長会学校災害賠償補償保険に加入しておりまして、当該事例につきましては、対応することが可能であります。  また、学校給食センター調理委託業者につきましても、給食を介して被害があった場合についての損害賠償保険に加入しており、それで対応しているところでございます。  以上です。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  結構です。 ○西垣和美 委員長  それでは、答弁はこれにて終わらせていただきます。  それでは、これより議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算のうち、建設部が所管する部分に対する評価項目以外の部門全般の審査を行います。  質疑等ございましたら、挙手願います。  西川委員。 ◆西川仁 委員  成果に関する説明書の90ページで、プールに関してなんですけれども、この年度は入札不調ということになったんですけれども、一つ聞きたいのは、基本計画の事業費が143億円で、入札に関しては133億円で見積もって、ざっとで10億円ぐらいの差額があって、収入面を引いて、133億円のやつが、ざっとで126億円という具合になったんですが、この基本と入札の差って、適切だったのかどうか。この点について、まず一点、聞きたいと思います。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  基本計画に基づく事業費からPFIの削減率をかけた中で、SPCの設立等の費用を積算した中で126億円となっているものでございまして、適切な額と判断しております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  適切でなかったから、落ちひんかったという具合に判断をするのか、これ、適切やったらそれで押さなあかんので、改めてもう一回聞いておきます。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  126億円を適切という判断の下、入札執行を行いまして、その中で2月不調になったわけなんですけど、事業者とのヒアリングの中で、当初、市が考えていた内容より、一つ、道路のリスクということで、工期内の遅延リスクとかがあることと、あとは、長期の運営ということでございますので、その辺りの計画修繕等が、事業者との考えに乖離があったものでございまして、その辺りで不調になったものでございます。 ◆西川仁 委員  乖離のあったのは事実で、不調になったというのはそうだと思うんですけれども、そこで、従来、仕様とPFIの関係を精査する中で、いわゆる、VFMを算定していますね。これ、不調になったら、7.1%どころか、マイナスという考えに立つべきなんじゃないんでしょうか。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  PFIにおきましては、運営の効果とか、事業者のノウハウ等の中でPFIを行っているものでありまして、事業費の適切な執行については、適切な判断だったと思います。 ◆西川仁 委員  要するに、7.1%と出しておられる、この根拠がまるっきり崩れたわけですよね。それは従来方法と何かをかけて、基本的なVFMを出す仕様に基づくものだという具合に思うんですけれども、その際に出しましたよね、7.1%でしたか。それ不調やから、このものの考えで言うたら、繰り返しますけど、マイナス展開じゃないですか。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  不調になった経過につきましては、先ほど説明させていただきました道路工事の工程のリスクとか、計画修繕の乖離ということで、その辺りにつきまして、7.1%、それが不調の理由でありまして、PFI事業についての執行とは関係はないかなと思っております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  この事業を126億円でやったら、7.1%の効果がありますという具合に我々は受け止めているんですけれども、これは、白紙になったんやから、白紙どころか、その面で言えばマイナスなんじゃないかなという具合に私は考えるんですけれども、全く見解の相違になりますかね。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  委員おっしゃっている7.1%は、基本計画のときのバリューフォーマネーで、正確に前回の入札でのバリューフォーマネー、10.5%でございます。  その中で、今、不調の原因と、PFIの事業の執行については、先ほども申し上げたとおり、事業者は、リスクと修繕の乖離ということで判断しておりますので、その辺りで御理解いただきたいと思います。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  これ率直に聞きますけど、126億円でやった場合に、受け取り側の、事業者側相対的利益なんかは、どういう具合に見込んでいるんでしょうか。適切な利益。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  事業者の利益を含めて、事業者が費用を出しております。ただ、今回入札不調になっておりますので、その事業者については把握はしていない状況ですので、利益を積んだ中での事業費ですので、その辺りは、それが先ほどの土木のリスクと計画修繕の乖離ということで、今回不調になったということで判断しております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  126億円ぐらいで決めた場合に、事業者側の裁量範囲というのか、そういうのは、事業を出す側、市としては、あまり考えない、考える、そのどちらなんでしょうか。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  入札執行に当たっては、当然事業者が利益が上がるものとして札を入れるわけでございますが、その金額が分からない中で、一般的にPFIですと10%前後の予定価格からの削減率があるということで示されていますので、その判断の下、入札執行を行ったものでございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  それ市側で、どのぐらいの裁量範囲が業者側にあるのかなというのは、市としては言えないという立場なんですか。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  事業者の裁量範囲については不確定なところがありますが、一般的にPFIでの入札でいきますと、削減率でいきますと、予定価格からやっぱり10%前後は削減されているという状況ですので、その辺りの範囲かなとは判断しております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  それは市側じゃないですか。企業側。企業側のどういう判断で入札に参加していくのか。あるいは、もうこれは参加できひんかという判断の範囲内で、事業者側にあるじゃないですか。事業者側にある範疇を、市としては判断しているけれども言えないとか、入札に関わることなので言えないとか、いやいや判断してますよ、だけども言えない、いやいやそんな判断していない、このどっちかやと思うんですけど。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  事業費には諸経費等を含んでおりますので、その中で民間の努力によって収益を上げてくるものと、今回、プール整備の中で収益も計上しておりますので、その中での自由裁量の範囲で事業者の収益を上げていくものと考えております。 ◆西川仁 委員  これ、大体どのぐらいかというのは。大体126億円ぐらいやったら、この事業、長いんですけれども、その間に大体どのぐらいの利益を確保するのが適切、市側から考えてですよ。事業者からの考えではなくて、市側の考えとして、大体この範疇ぐらい違うかというのはあるんですか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  前回の入札公告における市の収入の見込みとしては、約7億円を見込んでいたところでございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  2月に不調になりまして、3月にヒアリングをやっています。辞退業者にヒアリングするというのは、県と市も協議をして、そうしていこうという具合に手順を踏まれたんですけれども、こういう手順というのは、何によって決まっているのでしょうか。  不調になった場合の、これは不調を想定して行動するものではないんですけれども、不調は想定せなあかん。その際に、条例規則だとか、そういうもので縛られている市としては、ヒアリングなんかはどういう規定に基づいてされているんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。
    ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  プール整備の再入札に当たりましては、当然、不調となった原因を確認する必要がございますので、その中で事業者からヒアリングを行った中で、不調の原因分析を県とともに行ったところでございまして、特に条例等の定め等はございません。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  国の方向やら、ネットで検索していると、よく調べるというのでそういうのが出ているねんけど、市はどんな規定に基づいて、あるいはどういう合意事項に基づいて進めていくのか。その根拠性というのか、これはどこにあるのか。もう一度確認のためにお聞きしたいと思います。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  PFIのガイドラインがございますので、それに基づいて執行しております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  これ、2月に辞退があったんですけれども、入札の告示から、業者の何か、聞き取りですか、それに回答するというのがありましたよね。それが確か、2回か3回やられているんですね。その報告の分を見ていると、基本的に業者からの質問は、道路関係と、もう一つは維持管理関係とか、今回見直しのヒアリングの部分は、ほとんどこの聞き取りの中で出ていたと思うんです。いわゆる、リスクとしては、担当のほうとしては受け止めていただいていたんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎島田 建設部副部長[プール整備事業担当]  質問回答の中で一応回答させていただきました中で、事業者の質問で聞いた中では、入札執行は可能かなという判断をしておりました。 ○西垣和美 委員長  そろそろ簡潔にまとめていただけますでしょうか。  アドバイザリー業務の成果を問うというのはあると、実際に3,500万円の支出があったので、その成果がどうだったかという観点は、関連なので特にあれなんですが。 ◆西川仁 委員  まあ、ほかにありましたら譲りますので。 ○西垣和美 委員長  ちょっと途中になりました。よろしいですか。 ◆西川仁 委員  はい。 ○西垣和美 委員長  ほかにございますでしょうか。  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  成果に関する説明書の79、80ページで、河川維持補修費の中で、市内の補修工事のところなんですけれども、要望件数実施率が78%ということで、前年度100%というところなんですけれども、件数といったらどのぐらいあるのか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎森 河川課長  ただいまの要望件数でございますけれども、昨年度頂いた要望の総数としまして27件でございまして、そのうち対応いたしました実施件数としましては21件でございまして、この数字の割合から78%ということになっております。 ○西垣和美 委員長  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  実施できなかった要因とか原因というのはどういうものですか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎森 河川課長  残り6件、対応できなかったんですけれども、対応できなかった理由としましては、ちょっと要望いただいた内容の規模がかなり大きい内容でございまして、ちょっと単年度の要望いただいた事業年度の予算内に執行ができないことから、次年度以降で改めて対応したいということで考えておりまして、そのことから執行ができなかったということになっております。 ○西垣和美 委員長  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  予算的にも大き過ぎる要望だったという、当初予算から出ないというところでよろしいでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎森 河川課長  例えばで申しますと、側溝整備100メートルとか、河川、水路改修200メートルというような要望を頂いておりまして、さすがにこの規模になりますと、単年度だけで要望いただいた既決の予算内での対応というのは、やはり困難でございましたので、地元の方とお話しした中で、次年度以降でお願いしたいということで続けさせてもらっているところでございます。 ○西垣和美 委員長  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  限られた予算ですので、優先順位をしっかり決めていただいて、執行をお願いしたいと思います。  100%できなくても、一部だけでも、地域と話し合いながら進めていただきたいと思いますので、よろしく。 ○西垣和美 委員長  ほかにございますでしょうか。  西川委員。 ◆西川仁 委員  78ページの橋梁の安全点検なんですけれども、91橋していただいているんですが、この結果としては、全国ではかなり老朽化が進んで、改修が必要という具合に新聞でも報道されていたんですけれども、この、いわゆる全面改修みたいな判断ができるところはないのか、持続化で可能なのかどうか、この点について聞いておきたいと思います。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  委員がおっしゃっていただきました、記載しております点検91橋につきましては、法定点検を実施するようになってから、昨年度から2巡目に入っております。  対象橋梁462橋ございまして、約90件から100件の間で、5年間で実施をしているものでございます。それの2巡目の点検をしたものでございまして、この中では早急な対応というのが出てまいっておりません。  1巡目の過去5年間で実施をしました全橋梁に対しまして、昨年度長寿命化計画の策定を行っております。その中で3判定以上、3判定と申しますのは、すぐに補修等を実施する必要があるというものでございますけれども、それにつきましては、26橋ございます。その26橋に対しまして、今後5年間で計画的に修繕を実施してまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  この26橋は、5年間のようなんですけれども、大体金額にしてどのぐらいかかりそうですか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  中長期的、当然財源を確保していく必要がございますので、重点政策マネジメントで共有させていただいております。約1年で1億5,000万円から1億9,000万円というのが、5年間の計画をしております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  分かりました。  続いてなんですが、90ページなんですけれども、改良住宅の関係なんですけど、これは大分進んできたという具合に思うんですけれども、かなりの継続した事業で、進めていくというのは大変結構なことだという具合に思うんですが、具体的に譲渡関係に振っていくというのか、これの進捗状況はどうなっているのか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎高谷 住宅課長  改良住宅の譲渡につきましては、昨年度、4月から受付のほうを開始いたしまして、10月に国のほうに承認の申請を出させていただきました。最終的に3月末に国の承認をいただけまして、昨年度中については3件、3名の方、部屋数でいうと6個になるんですけれども、売買契約のほうを締結させていただけました。  今年度の現状で言いますと、その残りの13名、16名中の3名が終わりましたので、残りの13名について今年度契約を進めておりまして、9月をもって全ての方の契約が終わっているという状況になってございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  この事業については、基本的に終わりという具合には判断できひんでしょ。まだまだ続く。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎高谷 住宅課長  改良住宅の譲渡につきましては、基本方針に基づいて進めているわけなんですけれども、昨年度を含めまして、7年間かけて譲渡を進めていくということでございますので、今年度も引き続き受付をしておりますし、来年度以降も継続して買取りを進めていきたいと考えております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  これは7年計画ということなんですが、ちょっと確認しておきたいのは、事業としては順調に進みそうですか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎高谷 住宅課長  この譲渡事業に着手する以前に住民の方全員にアンケートをしておりまして、その中では、おおむね、今ちょっと数字があれですが、45%程度の方が関心がある、譲渡を希望する、または関心があるということで、潜在的に希望されている方も含めますと、もう少しオーダーはあるのかなと思っております。  ですので、一定程度までは進んでいくだろうというふうには思っておりますが、一方で、生活保護受給の方でしたり、資力に問題があるという方もいらっしゃいますので、その辺については、今後推進していく中で、その手法について考えていきたいと考えております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  これは家のことなんで、非常に慎重に、なおかつ大胆に進めていかんと仕方がない事業だという具合に思いますので、配慮ある進捗を望みたいという具合に思います。  以上。 ○西垣和美 委員長  ほかにございませんでしょうか。  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  成果に関する説明書の81、82ページです。こちらにあります、82ページのほうの屋外広告物管理費の草津市屋外広告物条例に基づく許可審査物件数の619万7,000円の内訳を確認させてください。 ○西垣和美 委員長  答弁願います。 ◆遠藤覚 委員  これ、都市計画のほうになるんですか。すみません。申し訳ないです。 ○西垣和美 委員長  中島副委員長。 ○中島美徳 副委員長  この成果に関する説明書の78ページのところに、道路維持補修費があるんですけど、ふだん町内会での要望が一番多いところで、成果達成度が三角なんです。  これ、点々舗装とかも141件ということなんですが、全体でどれぐらいあったか分かりませんけど、三角に至った理由を教えてください。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  道路維持補修費につきましては、内容をおっしゃっていただきました通常の点々補修とか点々舗装という事業もございます。さらには、交付金というのを取り入れてやっている事業もございまして、その部分での内示率の減に伴う事業縮小の項目もございますので、三角とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  中島副委員長。 ○中島美徳 副委員長  どこの町内会からもたくさん要望が出ているところやと思うんです。道路維持補修ということに関しては。国の内示が少ないからできませんというような回答が毎年のように来るんですけど、一体いつになったらできるねんということは、市民の声から聞けるんですけど、そういったことに対応をどのようにされているのか、もう一度お伺いします。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  町内会の皆様からいろいろ要望がございますものの対応につきましては、交付金を用いてやるものもございますけれども、多くは単独費で予算を確保させていただきました維持費の中で対応させていただいていることが多くあるのかなと思っております。  そちらにつきましては、各要望内容を精査いたしまして、安全性と緊急性を鑑みて、できるだけ年間の既決予算の中で、できる限りの対応ができるように努力をしているところでございます。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  中島副委員長。 ○中島美徳 副委員長  点々舗装、点々維持が、それぞれ141件、114件なんですけど、総数でどれぐらいあったか、分かるようやったら教えてください。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  今おっしゃっていただきました114件、141件という件数につきましては、昨年度実施をさせていただいた件数でございます。  舗装修繕、点々維持、点々舗装ともに、過去からの要望の積み上げ、これがかなりございまして、それを順次実施しているもので、昨年度の実施件数となっております。 ○西垣和美 委員長  中島副委員長。 ○中島美徳 副委員長  多分、全部やろうと思ったら予算が足らんということなんやろうけど、できるだけ、各町内会、非常に要望が多いですし、何年かかんねんという。直してと言ったら、直しましたということで、レミファルトでぽいと埋めて終わりというのもありますので、やっぱりレミで埋めてもらっても、やっぱり1年もたんとまた穴開いてくるところもありますし、1か月たたないのに、やってもらったところがまた穴開いたというところもありますので、同じレミファルトで埋めていただくのも、やっぱりきちっと転圧してしないと、車の通行とかが激しいところはすぐあかんようになります。  そういったところで、しっかり現場は行っていただいているんですけど、やっぱりもうちょっとよく見ていただいて、道路パトロール事業なんかでも、1,800万円、2,000万円近くお金出してしていただいていますし、やっぱりそういった中でも、予算を有効的に使っていただいて、この三角が丸に近づくように、国の内示率も必要でしょうけど、行政としてしっかりと、道路課としてしっかりと、この町内会の御要望に応えられるようにしていかないと、市民の皆さんからは、何もしてくれよらへんねんというお怒りしか聞こえてこないんです。その点しっかりと、橋げたの修理も大事やと思いますけど、やっぱり、この道路維持作業というのはしっかりやっていただきたいなと思うんです。  町内会の皆さんは、路肩の草刈りだったり、一生懸命努力していただいているんですよ。場所によっては通学路であったり、穴が広く開いて、アスファルトがめくれて石ころになってしまったやつは、言うたら、車で跳ね石になって、隣の家のところにバーンと飛んで、ガラスなんか割れたら、また大変なことですから。そういったことも非常に考えていただいて、できるだけ早期に、いろんな市民の皆さんの安全・安心につながるような作業に努めてあげたいなと思いますし、そのための予算であれば、もうちょっとしっかり取っていただいて、国の内示率が、100%くれへんのは分かっています。50%から40%の間で来るなと、予測は立てられていると思いますので、そういった中でも必ず、市内の、市民の皆さんの要望に応えられるように、しっかりとした道路維持作業に努められるようにお願いしたいと思います。  最後にもう一度、令和2年度、もう始まってますけど、今後の意気込みを聞きたいと思います。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  今御指摘をいただきました内容、承知をしているところでございまして、優先順位、そういったほうと安全性を加味して実施をさせてもらっているところでございますけれども、あと、件数が多くある中で、そういった部分を、安易な対応でしのいでいる箇所もたくさんございます。  しかしながら、それは、点々舗装もやる計画は持っておりまして、それがちょっと、順位が後になっているというケースもございますので、そういったところ、簡易舗装の段階でも丁寧にやっていくというところは心がけておりますし、今後につきましても、要望いただきます中で十分精査をさせていただきまして、限られた予算ではございますけれども、そういった中で市民の皆様に喜んでいただけるような維持管理を進めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○中島美徳 副委員長  しっかりお願いします。 ○西垣和美 委員長  ほかにございませんでしょうか。  中嶋委員。 ◆中嶋昭雄 委員  成果に関する説明書の80ページの上のほうの段の道路課、交通安全施設整備費の市道路側帯カラー舗装、これが結構、劣化してあるところがたくさんあるんですけど、これは大体何年ぐらいを想定されてしていただいているのかなということと、こうしてまた、想定年数過ぎると、パトロールもしてもらっているんやけど、劣化したところ、対策はどのような形で進めておられるのか。  いわゆるカラー舗装の事業、安全対策ですけれども、通学路を主に、メインでやっていただいているんですけれども、機能を維持しようとすればやっぱり、何年サイクルでコンスタントに転がしていかないと維持できないかなというようなことになろうかと思うんですけど、その辺ちょっとお聞かせいただきたいのと、予算的な部分もあろうかと思いますけれども。ちょっとお願いします。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  市道の路側帯のカラー舗装化事業でございますけれども、おっしゃっていただきましたように、通学路安全点検を行いまして、児童の安全確保を目的として実施をさせてもらっているものでございます。  財源といたしましては、交付金を活用しておりまして、毎年、延長は若干変わりますが、まだ事業を新設で実施しているという状況でございます。
     塗り直しになりますと、ちょっと交付金の適用が現在できない状況でございますので、まだ塗り直しということを計画的にやっているという状況ではございませんが、市内各所から薄くなっているというようなお話もいただいております。その中で、昨年度につきましては、未就学児の対策として市内で一部それを活用して塗り直しをしたという箇所もございます。  今後は、新設が一定完了してきた段階においては、その塗り直し等についても計画的にやっていく必要があると考えております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  耐用年数というか、何年サイクルという質問があったんですが。  どうぞ。 ◎西田 道路課長  明確な耐用年数というのは、まだこの通学路対策が始まって10年程度かなと思っています。実際、交通量によってもかなり違いまして、もう既に数年で薄くなっているところもございますし、まだ一定健全な状態を保っているところもございます。  現在においては、塗装のやり方とか、そういう技術も変わってきておりますので、今後ある程度、もう少し長い寿命といいますか、長い間そういう健全な状態が保てるというものの材質も見極めて、採用していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  中嶋委員、いいですか。 ◆中嶋昭雄 委員  現場を見ると、かなり色がもう剥げてしもうて、みすぼらしい形で、これ把握してくれているのかなと思ったりするんですけれども。道路パトロールさんにもお願いしてもらって、その辺しっかり把握してもらって、年次計画を立ててもらって、なるべく状態を、良好な状態、目的に合致したような状態をキープしてもらえるような取組をしていただかないといけないんと違うかなと思うんですけれども。そういうようなところは、何とかなりますか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  当然薄くなっていますと効力を発揮しないということで、また安全な状態を保てないということになりますので、そういったところは状況を把握させていただいて、財源等を確保させていただいて、塗り直し等を計画的に進めてまいりたいと考えております。 ◆中嶋昭雄 委員  お願いします。以上です。 ○西垣和美 委員長  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  去年、大津の事故があって、それで草津市も対応していただいてるということで、議会でも質問させていただきましたけれども、今、中嶋委員がおっしゃったような歩道整備やら、最終、教育委員会で26か所ぐらい、ここはやりますということで上がってきたと思うんですけれども、それが、決算に反映されているのかどうかというところをちょっと確認したいと思います。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  昨年度の未就学児等対応等でございますけれども、そのような補正をさせていただいて、各施設等からの要望に対する対策として実施をしております。  昨年度につきましては、御要望いただいて、直ちに実施ができるものについて、39か所の要望箇所に対しまして、29か所の対策工事を行ったところでございます。引き続き今年度、地元調整等伴う箇所について、予算確保させていただいておりまして、今年度に10か所、改めて改修工事を実施する予定をしております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  伊吹委員。 ◆伊吹達郎 委員  今年やられた総額、金額と、今行っているんですかね、その金額を教えていただけますか。 ○西垣和美 委員長  29か所の総額ですね。実施済みの。 ◆伊吹達郎 委員  そうです。実施済みの、決算の。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  昨年度実施いたしました事業費総額につきましては、1,982万3,100円となっています。 ◆伊吹達郎 委員  今年やろうというのが、もし分かれば。分からなかったらもういいですけど。 ○西垣和美 委員長  残りの10か所の予算措置が分かればということで、分かりますか。  予算やし、すぐ出なければということで。 ◆伊吹達郎 委員  もういいです。 ○西垣和美 委員長  措置はされているということですね。金額は。 ◆伊吹達郎 委員  きちっとやっていただいて、少しでも安全・安心を守っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○西垣和美 委員長  田中委員。 ◆田中香治 委員  主要な施策の成果に関する説明書の78、80ページに関連することなんですが、ちょっと教えていただきたいんですけれども、建設部として草刈りに関する税金の使い方についてお尋ねいたします。  まず確認なんですけれども、78ページ、道路課は、草刈りなり低木業務に3,500万円と3,000万円、約6,500万円使われたということで、河川課は、市内河川草刈り業務、約200万円と市民に対しての愛護活動で300万円、400万円ぐらい、600万円ぐらい使われたということなんですけれども、確認できないんですけど、公園緑地課というのは、ちなみに大体幾らぐらいの草刈りということで予算を使われたのか。総額を教えていただけませんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎松永 公園緑地課長  公園の草刈りにつきましては、88ページの中段にございます児童公園等維持管理費のところでございますけれども、こちらのほう、市内のご町内の皆様に維持管理していただいております草刈りの報奨金ということで、児童公園等維持管理報償費、こちら総額480万3,000円、こちらのほうで325公園を草刈り等維持管理していただいています。 ○西垣和美 委員長  田中委員。 ◆田中香治 委員  ちょっと確認なんですけれども、草津市としては、この草津市全体、何らかの形で草刈りという言葉に対して、7,000万円から8,000万円ぐらい使っているという認識でよろしいでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  先ほど、委員様からありましたように、道路課については昨年度3,570万円実施をしております。河川課も先ほどおっしゃったように、その額で実施している。建設部については、あと一部、駅前でありますとか、そういう管理しているところの草刈り業務として実施しているのが、公園緑地課のを合わせますと、おっしゃっていただいた金額のところかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  田中委員。 ◆田中香治 委員  ありがとうございます。  ちょっと素朴な疑問なんですけど、この草刈りって、草を刈っても刈っても生えてくるじゃないですか。毎年毎年、この7,000万円、8,000万円、使わなあかんという状況に対して、草津市さんて、その予算というのは、適正なんですか。刈っても刈ってもどんどんどんどん生えてくるのに対して、何の意味もないようなことに対してお金を使い続けるということに対して。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎西田 道路課長  道路管理者といたしましては、市道の安全な通行を確保するという意味合い、路肩からどうしても草が生い茂ってまいりますと、自動車等、歩行者等にも接触するということになりますし、そういったところで、路肩の1メートルについては、年に2回、主要な路線について、維持管理として必要な経費として対応させていただいているというふうに考えております。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  田中委員。 ◆田中香治 委員  話が道路のほうに行ってしもうているんですけど、私として、何か、毎年7,000万円使わなあかんというのは、何かこう、業者に対して−−−−いるような感じがする。 ○西垣和美 委員長  今の田中委員の発言は、不適切な発言だと思います。ちょっと言い直していただけますでしょうか。 ◆田中香治 委員  すみません、失礼しました。  それは修正します。  要するに、今後、草津市全体の草刈り、公園とか、河川の整備とか、そういうもろもろ、整備に関して、地域の人に対し、なかなか参加がしにくくなった。もしかして行政に対する要望が強くなってくるかもしれないと思います。その中で、やはり行政としてもこの予算が、まだ余裕あるんやったら、今後予算の編成とかにもうちょっと地域の、公園の維持管理とか、河川の管理とか、ちょっとした道路のことに対して、維持管理ができるような予算編成をしていっていただきたいなというふうな思いがあって、この全体の7,000万円か8,000万円というのは、妥当な金額であって、必要なことがあったらまだ伸びしろがあるということがあるのかなということを質問したかったということです。何か答えていただけることがあれば。 ○西垣和美 委員長  部長。 ◎寺田 建設部長  田中委員がおっしゃっている除草作業に係る経費については、先般、産業建設常任委員会の所管事務調査で道路の維持について調査研究していただいた際にも、草刈りの生産性のない作業について軽減できるような技術とか、何らかの対策を講じるようにというお話もいただき、一部コンクリートを貼ったり、のり面を貼ったりとかというような形で、対策を進めているところであります。  ただ、構造上、中央分離帯とか、一級河川の堤防を占用させていただいて、市道としているところについては、占用条件でのり面、1メートル分は道路管理者のほうで刈りなさいということがありますので、どうしても草刈りということについては、道路の構造上、なくすことはできないと思いますが、やはり貴重な予算ですので、そこら辺については、何らかの対策等については、全国的な事例を考えて、必要最低限で効果が生まれるように、公園も、河川、道路についても建設部として総合的に考えていきたいと思いますので、御理解のほうをよろしくお願いします。 ○西垣和美 委員長  田中委員。 ◆田中香治 委員  要するに、建設部として考えていただくのは本当にありがたいんですけれども、別の観点で、協働のまちづくりというところで、市民の方にどんどん参加していただいて、予算は多分10分の1ぐらいでいけると思いますので、もっと地域のパワーを使っていただいて、よりよい環境になっていくように努力していただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○西垣和美 委員長  ほかに。先ほど、服部委員が。 ◆服部利比郎 委員  すみません、伊吹委員と一緒やったんで。 ○西垣和美 委員長  分かりました。  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  なければ、議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算のうち、建設部が所管する部分に対する審査は、これにて終了いたします。  説明員の交代がありますので、ここで暫時休憩いたします。  再開後は、一般会計決算のうち、上下水道部が所管する部分から審査いたしますので、説明員の準備方、よろしくお願いいたします。  再開は、10時50分です。              午前10時40分 休憩              午前10時53分 再開 ○西垣和美 委員長  再開します。  副市長から発言があります。 ◎山本 副市長  昨日の地下駐車場の前指定管理者に対する指定管理料の返還請求の経理についての御質問の最終ですけれども、返還金の請求をした時点では、事業者のほうは倒産はしていなかったということで、その時点で請求をして、調定を上げたことは間違いございません。その後、指定管理者の指定の取消行為があって、倒産をしたということが分かりまして、清算に入るということが分かった段階で、調定の取消しをしているということでございますので、今後は破産管財人のほうから請求額に対する配分額の決定があった時点で通知をいただいて、それに基づいて請求をするという段階で、新しい金額の調定をするという手続を進めてまいるというところでございます。 ○西垣和美 委員長  一旦調定を上げたけど、取り消したからこの決算書に反映ができていない、結果的にはしてないということでよろしいんですね。  昨日は何か、請求は1月末にして、800万円ということで、ちょっとその辺が不確かだったので、今の答弁で、会計処理については、確定といったことでさせていただきます。よろしいでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西垣和美 委員長  ありがとうございます。  それでは、これより議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑を行います。  評価項目はございませんので、部門全般にわたって審査を行います。  質疑等ございましたら、挙手願います。  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  一点確認させてください。ちょっと細かなところで申し訳ないです。  25ページのところになります。よろしいでしょうか。  そちらのほうの下段のほうに、雑支出として、不用品売却原価という形で353万4,320円。 ○西垣和美 委員長  事項別明細書ですね。 ◆遠藤覚 委員  水道決算でしょ。 ◎山本 副市長  一般会計。 ◆遠藤覚 委員  ごめんなさい。一般会計のほうですね。  一般会計の分ですね。すみません。 ○西垣和美 委員長  質疑はありませんでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  なければ、議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算のうち、上下水道部が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。  次に、議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  それでは、議第80号議案について、提案者の説明を求めます。  どうぞ。 ◎奥山 上下水道部副部長[総括]  議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、令和元年度公営企業会計決算書を御覧いただきたいと思います。  12ページをお開き願います。  (1)概況、イ総括事項についてでございますが、本市の水道事業におきましては、安全で良質な水道水を安定的に供給するという基本使命を果たしていくとともに、公営企業として効率的で透明性の高い事業実施に努めております。  令和元年度は、昨年に引き続き、ロクハ浄水場の耐震性向上や耐震化を目的とした管路の更新など、災害などの非常時にも安定して水を供給できるよう、施設整備を進めました。
     また、草津市水道事業経営計画に基づき、引き続き効率的な事業運営と経営基盤の強化に取り組みながら、水道水の安全性と美味しさのPRを行うなど、水道水の利用促進に努めてまいります。  次に、給水及び業務状況についてでございますが、令和元年度の年間配水量は、約1,666万立方メートルに対し、有収水量は約1,570万立方メートルで、有収率は94.3%となり、全国平均を上回る水準を維持しています。  今後も主要配水管を対象とした漏水調査や計画的な老朽管更新により、無効水量の減少、有収率の向上に努めてまいります。  収益的収支の状況につきましては、収益額は24億3,140万3,469円、費用額が21億3,444万1,943円で、2億9,696万1,526円の純利益を計上しております。この未処分利益剰余金につきましては1億4,848万円を減債積立金に積み立て、1億4,848万1,526円を建設改良積立金に積み立てる予定でございます。  資本的収支につきましては、収入額9億3,824万4,076円をに対し、支出額は20億9,867万7,100円となり、11億6,043万3,024円の不足が生じました。この不足額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億815万8,528円のほか、記載のとおり補填いたしました。  なお、建設改良費のうち、平野草津店配水管更新工事ほか2件で、1億6,328万1,000円を、営業費用のうち同工事については、99万2,000円を令和2年度に繰り越しました。  次に、本決算書につきまして、1ページから4ページまでは消費税を含んだ額で、収益的収支及び資本的収支を示しております。また、5ページから11ページまでの財務諸表は、公営企業会計の経営状況を表すため、消費税抜きで記載しております。  なお、9ページの草津市水道事業剰余金処分計算書(案)に示しております未処分利益剰余金8億8,094万6,200円のうち、当年度純利益に当たる2億9,696万9,526円につきましては、先ほど説明いたしましたように、減災積立金と建設改良積立金に、そして残る5億8,398万4,674円は、令和元年度の決算において積立金を取り崩し充当した分であり、資本金に含み入れ、処分したいと考えております。  また、地方公共団体財政の健全化に関する法律に基づきます資金不足比率につきましては、令和元年度の水道事業会計において、資金の不足は生じておりません。  以上、誠に簡単ではございますが、議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査を賜りますようお願い申し上げます。 ○西垣和美 委員長  ありがとうございました。  それでは、これより議第85号議案に対する質疑を行います。質疑等ございましたら、挙手願います。  遠藤委員。 ◆遠藤覚 委員  22ページの明細書のところなんですけれども、まず、不用売却等で320万円受けておられるんですけれども、25ページ、26ページのほうで、不用品売却原価、ちょっと名称の言い方が変わっているのかなというところがあるんですけど、こちらのほうで353万4,320円という形であるんですけれども、この原価と収入の関係、御説明いただいてよろしいでしょうか。 ◎福西 上下水道総務課長  まず、最初の21ページ、22ページにございます収益の部分につきましては、不用ダクタイル鋳鉄管等の譲渡代金、不用になったものの譲渡した代金での収益と、それから、昨年度浄水場に雷が落ちた関係で、設備の修繕のほう、保険金ですね、それの分が入ってきたというものの合計の金額になります。  25ページ、26ページのお尋ねの不用品売却原価につきましては、先ほどの不用ダクタイル鋳鉄管の譲渡代金で、管のほうでまだ固定資産の価値がございましたので、減価償却するための価値がございましたので、売却する段階で。その価値は売却することによって、処分することによって費用計上するという会計上のルールがございまして、その関係で不用品売却原価を費用計上にしているというところでございます。 ○西垣和美 委員長  遠藤委員、よろしいでしょうか。 ◆遠藤覚 委員  もうちょっとしっかり勉強せんと、ちょっと分からんところあるんですけど。分かっていただいているならいいかなと思います。 ○西垣和美 委員長  よろしいでしょうか。 ◆遠藤覚 委員  あともう一点だけ。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◆遠藤覚 委員  簡単なところで。23ページ、24ページのところ、ごめんなさい、その前の21ページから、22ページから引き続いてのところになると思います。  23ページのところに法定福利費という形で上げていただいているんですけれども、この後の項目等を見ると、職員さんの健診費がどこに入ってきてしまっているのかなというところ、ちょっと危惧するんですけど、教えていただけませんか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  ちょっと確認しますので、後ほどお返事させていただいてよろしいでしょうか。 ○西垣和美 委員長  分かりました。 ◆瀬川裕海 委員  分かるものが答えたら。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  負担金のところに職員健康診断負担金ということで。 ◆遠藤覚 委員  ごめんなさい。どこ。 ◎福西 上下水道総務課長  負担金のところですね。 ◆遠藤覚 委員  ああ、下のほうですね。 ◎福西 上下水道総務課長  下から3行目の負担金。 ◆遠藤覚 委員  246万6,000円。ここに含まれているということですね。了解です。 ○西垣和美 委員長  よろしいでしょうか。 ◆遠藤覚 委員  大丈夫です。 ○西垣和美 委員長  ほかにございますでしょうか。  西川委員。 ◆西川仁 委員  この会計、県水の分は、どこをどういう具合に見たら分かりますか。あるいは受入流量。水量。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  まず、流量については、ちょっと記載はございません。決算書の中では。  県水の関係で受水に関する費用につきましては、ページで申しますと、23ページの真ん中の辺に受水費というところがあるんですけれども。この中に県水の受水費が入っているというところでございます。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◆西川仁 委員  12ページの下の表の関連で質問させていただきたいんですが、ロクハ・北山田の施設を通じて、最大稼働した場合に、上の文章を見れば、2年間、来年度に向けて、中期のやつについては見直すというのがあるので、それに含まれるかも分からんのですけれども、基本的にこの施設を維持管理していけば、どのぐらいまでもつんかなと。そういう、推し測る面でいけば、1日最大給水量というのが、今の施設の中でどれだけ供給できるのかということのバロメーターで見るのか、そこをこの決算の中でどう見たらいいのかというのは、分かれば。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎佐々野 ロクハ浄水場長  ロクハ浄水場及び北山田浄水場の1日当たりの処理能力というのは、5万5,500立米でございます。この決算書の中には、こういった記載はしてはいないんですけれども、その能力で、あとどれぐらいまでもつかということなんですけれども、これについては、一応、建築設備や土木構造物、あと電気、附帯設備等、いろいろと条件面がございまして、それぞれの耐用年数は違うわけなんですけれども、例えば、水槽なんかでいくと、土木構造物ですので、法定耐用年数としては一応60年ということと、あと、実際は、うちのほうは73年もつんだなというふうに考えています。  現在、ロクハ浄水場の旧館については、昭和47年の供用開始、新館については、53年ということで、旧館につきましては、一応もう48年が経過してございます。基本的には、旧館、新館とも、土木構造物については73年もたしたいなというふうに考えています。建物については、70年は使用できるというふうに、今のところは考えています。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  そこでですね、この給水件数が徐々に増えていますよね。これはまだ増える傾向にあると。人口増も、若干増える傾向にあるというのはあるんですけれども、この人口増に対応、今予測でいけば、今の施設で対応できるんか、足らん分については、県水を受けるということもあるんですが、今の施設で賄えるのかどうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎佐々野 ロクハ浄水場長  人口は今後、まだ増えていくというふうに想定しているんですけれども、施設につきましても、十分、5万5,550トンの能力がございますので、現在のところ、実質も年度によって稼働率というのが若干違うんですが、80%から90%ちょいですので、十分に浄水場としては給水能力を今後とも続けていけるというふうに考えております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  そういうことであれば、水道料金にどういう具合に跳ね返ってくるのか、資本的投下が大きく影響するので、そういう意味では、この老朽管のとか、あるいは、維持管理へ集中していける、そういう会計だという具合に見といていいんでしょうね。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  おっしゃっていましたように、水道料金が直接、施設整備とかにいくという、会計上はなくて、上水道事業の運営に関するもので通常料金をいただいていまして、結果的に利益が出た分については、建設のほうへの積立金とか、そういう形でさせていただいているんですけれども、結果的にはそういう形で、設備の会計のほうにお金を持って行かせてもらんですけれども、今後につきましては、おっしゃられたように、浄水場のみならず、施設の更新とか、耐震化とか、そういったところに、あるいはまた風水害等の対策等も新たな問題として出てきていますので、そういったところも考えながら、流用していきたいと思います。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  今、資本投下をしても料金には跳ね返らないという会計だという説明やったと思うんですけど、違うでしょ。減価償却に当然跳ね返ってくるし、僕の聞き間違いやったら失礼なんですけれども。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  ちょっと説明がうまくできなくて、申し訳ありません。  当然この投資のことを考えて、おっしゃったように減価償却費の関連とか、施設整備をしないとかの費用を考えていくときに、水道料金等も当然関係はしていくという形で。水道料金の試算をするときには、当然そういうふうな視点を踏まえてしていただくということを回答させていただきます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  そこで、全体を認識した場合に新たな急速ろ過関係の施設なんかの投資ではなくて、今の全体の施設の維持管理と新たな投資といえば、この新たなところへ水道を敷設する、あるいは敷設替をするという、そこへ集中的に見といたら、維持管理ができるという具合に認識できると、答弁を聞いて思ったんですが、その認識でいいんでしょうね。  要するに、簡単に言えば、大規模な水道に対する投資ではなくて、維持管理上の基本的な投資ぐらいに収まるんだと。  意味分かりませんか。申し訳ない。もう一回言い直します。  今、浄水場、ロクハと北山田があるじゃないですか。県水もあるということもあるんですけれども、新たな浄水場施設を作っていかなあかんというような人口増に基づくという投資は必要がないという判断だと。そういうことであれば、維持管理のための投資、ここへ集中していくという全体の事業計画なんだという具合に認識しといていいのかどうか。僕の認識が誤っているのかどうかと、答えていただければ簡単です。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎打田 上下水道部長  今の御質問に対して、繰り返しになる部分がありますけれども、施設の能力的には、今も説明しましたように、今のロクハと北山田と、今頂いている県水があればいけるというふうに考えているところでございます。  あと、今後、維持管理ということがメインになってきますけれども、今後更新事業を進めていく上で、今災害等が起こっているということもありますので、耐震性とか、そのようなことも考えながら、更新事業を維持管理とともにやっていくという形になるというふうに考えているところでございます。 ◆西川仁 委員  具体的にもう一つ聞きますけれども、この有収率を上げていくというのは、非常に大事なことだという具合に思って、前年度も質問させていただいたんですけれども、この説明を読んでいると、雨があまり、これは下水やった。ごめんなさい。  漏水関係の調査を毎回やっていただいているんですけれども、漏水関係なんかは、大体調査やって、どのぐらいの件数が発見できるんでしょうか。 ◎安土 上下水道施設課長  昨年度1年間で、道路漏水として修繕している件数は、230件になります。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  230件のうち、集中的に起こっているようなところで、ここはもう管を替えたほうがいいというようなところも発見できるんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎安土 上下水道施設課長  1年間で集中的に発生しているというところは、昨年度もありません。ただ、複数年で見ると、この辺りはちょっと、集中というんではないんですけど、固まってきているなというのは推測はされます。そういうところを見ながら、次の更新のタイミングに考慮していくような形で、今計画を進めております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  もう一つ、有収率を上げていく上で、宅内の漏水に対して、若干、免除というのか、減額の規定がありますね。これは年間にどのぐらいあるんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  申し訳ありませんが、今ちょっと手元に件数のほうを持ち合わせておりません。お尋ねのところは漏水の減額の件。昨年度の件数とかそういうことでよろしいですか。 ◆西川仁 委員  そうです。 ◎福西 上下水道総務課長  昨年度の件数。後ほど。 ◆西川仁 委員  それで結構です。確認だけなんで。 ○西垣和美 委員長  後ほどお願いいたします。  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  それでは、これにて質疑を終了いたします。  それでは、採決をいたします。  議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、原案のとおり可決及び認定することに賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○西垣和美 委員長  挙手全員であります。  よって、議第85号 令和元年度草津水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  引き続き、上下水道部が所管する下水道事業会計の審査を行いますので、よろしくお願いいたします。  説明員の方はそのままですね。  それでは、次に、議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  それでは、議第86号議案について、提案者の説明を求めます。 ◎奥山 上下水道部副部長[総括]  議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、令和元年度公益企業会計決算書を御覧いただきたいと思います。47ページをお開き願います。  (1)概況のイ.総括事項についてでございますが、本市の下水道事業におきましては、生活環境の改善、琵琶湖を初めとする水環境の保全、浸水被害の軽減に取り組むため、草津市下水道事業第8期経営計画に基づき、計画的な下水道施設の整備、更新、耐震化及び適切な維持管理に努めております。  汚水事業におきましては、施設の老朽化を迎える農業集落排水の公共下水道への接続を完了いたしました。  また、下水道施設の耐震化や長寿命化を進めるとともに、適切な維持管理に努めました。
     さらに、雨水事業におきましては、一級河川の改修に併せ、雨水管整備を計画的に進めました。  経営面におきましては、近年の傾向として、既に下水道普及率が高いことや、節水型社会の進行により、使用料収益の伸び悩みや、これまで施設整備のため借り入れた企業債の償還が続くことから、引き続き経営状況の把握を的確に行い、より一層効率的な事業運営と経営基盤の強化に取り組んでまいります。  次に、処理及び業務状況についてでございますが、令和元年度の処理水量は、約1,910万立方メートルに対し、有収水量は約1,624万立方メートルで、有収率は85.1%でした。  不明水対策といたしましては、長寿命化対策事業として、雨水流入防止型マンホールへの取替えを順次実施いたしました。また、流域下水道圏域全体での取組が必要であることから、滋賀県も含めた不明水対策検討会において、対策に向けた協議を行っているところでございます。  収益的収支の状況につきましては、収益額が39億1,110万1,470円、費用額は35億1,338万7,108円で、3億9,771万4,362円の純利益を計上しております。  この未処分利益剰余金につきましては、全額減債積立金に積み立てます。資本的収支につきましては、収入額20億4,737万8,781円に対し、支出額は31億7,593万751円となり、翌年度に充当する繰越工事財源4万6,776円を除くと、差引き11億2,859万8,746円の不足が生じました。この不足額につきましては、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,891万9,553円のほか、記載のとおり補填いたしました。また、建設改良費のうち、草公下東草津3丁目ほか面整備工事ほか7件で、1億7,719万9,000円を令和2年度に繰り越しました。  なお、農業集落排水事業のため、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、1億6,157万433円となっております。  次に、本決算書につきましては、36ページから39ページまでは消費税を含んだ額で、収益的収支及び資本的収支を示しております。  また、40ページから46ページまでの財務諸表は、公営企業会計の経営状況を表すため、消費税抜きで記載をしております。  なお、44ページには、草津市下水道事業剰余金処分計算書(案)を記載しております。  未処分利益剰余金17億3,602万1,439円のうち、当年度純利益に当たる3億9,771万4,362円につきましては、減債積立金に積み立て、そして残る13億3,830万7,077円は、資本金に組み入れ、処分したいと考えております。  また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます資金不足比率につきましては、令和元年度の下水道事業会計においては、資金の不足は生じておりません。  以上、誠に簡単ではございますが、議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審査を賜りますようお願い申し上げます。 ○西垣和美 委員長  ありがとうございました。  それでは、これより議第86号議案に対する質疑を行います。質疑等がございましたら、挙手願います。  西川委員。 ◆西川仁 委員  52ページの下の欄の、総費用、汚水処理原価というのがありますよね。150円51銭というのが出ているんですが、その上を見ましたら、雨水処理費という具合に出てきていて、これはどういう計算で出しているんかなと。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  こちらの表示につきましては、雨水事業を除く公共下水道事業と農業集落排水事業に係る使用量の単価、汚水処理原価を表示するところですので、雨水を除くということで記載させていただいております。  以上でございます。 ◆西川仁 委員  申し訳ない。簡単な質問を難しく言ったみたいで。  総費用の右手のほうに雨水処理費と載っていますよね。この雨水処理費は何でどう出しているのかという、単純な質問なんです。 ○西垣和美 委員長  雨水処理について。どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  公共下水道事業の雨水事業に関するものでございまして、それの分の処理費というところでこの分を計上させていただいてます。 ○西垣和美 委員長  雨水処理。 ◆瀬川裕海 委員  2億5,000万円の根拠や。 ○西垣和美 委員長  そうですね。2億5,800万円の、その積算根拠ですね。  金額が出ているので、その金額について。  どうぞ。 ◎福西 上下水道総務課長  度々で申し訳ないんですけど、ちょっと確認させていただいて。 ◆瀬川裕海 委員  それはあかんで。雨水処理費の、何でこの金額が出たかと、理由が分からんとこれ出してきてるのかいな。これ10億円です言われたら、そうです言うてんの。そういう処理の仕方してるのか。  根拠があって出してるんちゃうの。そらあかんで。 ○西垣和美 委員長  答えられる方でお願いいたします。  お願いいたします。 ◎山本 副市長  分かっているところだけ言います。  59ページの目の下水道事業費用、営業費用、雨水管渠費ってありますね。真ん中辺に。1,959万4,000円が一つと、あとは、次のページの減価償却費17億円ほどありますけれども、そのうちの雨水幹線の減価償却費も含まれているというふうには想像はできるんですけど。 ◆西川仁 委員  何で質問しているか言うたら、単純なんです。僕の考えは。雨水処理費と書いているから、どんな流量を計算して載せているのかというのが、単純な発想なんです。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎打田 上下水道部長  今の御質問の答えとしては、雨水処理とは書いてますけれども、基本的に河川、水路をイメージしていただきますと、なるんですけど、公共下水道のうち、汚水と雨水があって、雨水は、河川課で今雨水整備をしていると思うんですけれども、それを処理というのは、上流から下流に、琵琶湖に流し込むというようなことを、ここでの言葉としては、処理という話をしているだけで、水をきれいにしているというイメージではないということで御理解していただいたら。 ◆西川仁 委員  分かりました。それで理解できてんけども、不明水処理じゃないんや。単純に言えば。何でこんなんが出るんかなと。前年度に、去年に不明水の草津域での不明水を分かるように、絶対せえと。そのほうが不明水を抑えていく上で、各行政区間の地域によることで、非常に分かりやすいんやというので、どこに流量をつけているんやとかいうて、細かく聞いた経緯がありますので、ちょっと改めて聞かせていただきました。  もう一つですけれども、このマンホールの交換は非常に重要で、工事のところを見たら、例えば、この地域は40か所とか、この地域は60か所とかといって、工事の件数が後ろのほうに載っているんですけれども、これは全体ではどのぐらいあるんでしょうか。あとどのぐらい替えていかなあかんか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎安土 上下水道施設課長  今、蓋の長寿命化工事として計画しておりましたのが4,610枚。それにつきましては、令和元年度までで完了はさせていただいています。それは元々、平受けマンホールという蓋が取れてしまう、落とし込みになっている蓋を防災上も、雨が降って蓋が取れて、人が落ちないようにということで、そういう防災のことからも計画を立てさせていただきました。  今後につきましては、維持管理の中で、老朽化した蓋を発見したら、それを替えていくという形になります。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  流量で分からへんのですけども、この不明水対策としては、非常に有効という具合に認識されるんでしょうか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎安土 上下水道施設課長  今説明させていただいた落とし込みの蓋につきましては、蓋のところに穴が開いていまして、そこから雨が入るということで、一定の効果があるというふうに考えております。  その後は、また蓋の形状が変わりまして、蓋にまず穴が開いてませんので、今後替える蓋、効果については、不明水に対して効果があるかというと、それほどないかと考えております。 ○西垣和美 委員長  はい。 ◆西川仁 委員  そうなんや。そういうことでいけば、不明水をどう発見していくのか。発見できへんさかい不明水と言うてるんですけども。管のつなぎ目だとか、こういう点検作業というのは、どういう具合に進められるんですか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎安土 上下水道施設課長  不明水の対策につきましては、おっしゃいましたように、本管の間から入ってくる分、それが損傷していたりして、不明水として入ってくる水。あとは取付管といって、各御家庭に引きこむところの管、あとは宅内と、3つに大きく分かれてきます。それにつきましては、本管と取付管については、結局はカメラを入れて、そこから不明水が侵入しているのかというのを確認させていただきます。あとは、各御家庭につきましては、下水接続されるときに検査はさせていただいて、設備として作っていただいていますが、長年お住まいのときに、改築されたりとかリフォームされた場合に、間違ったりされている場合もございますので、その場合は誤接の調査という形で、各御家庭のほうに調査として入らさせていただいて、間違って雨水が下水のほうに入っていないかというところも調査はさせていただいて、間違っていれば指導をさせていただいて、是正していただくというような形で調査を進めております。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  最後なんですけれども、やっぱり工事の分について、具体的に出ていますよね。その具体的に報告されている中で、不明水対策としての工事は何か所ぐらいありますか。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎安土 上下水道施設課長  昨年度。 ◆西川仁 委員  この会計年度。 ◎安土 上下水道施設課長  不明水対策工事としては、昨年度はございません。調査はさせていただいていますが、工事としてはありませんで、工事として計上されていないです。 ◆西川仁 委員  ああ、そうですか。ということは。 ◎安土 上下水道施設課長  今年度はしております。 ◆西川仁 委員  ということは、発見したけれども、翌年度へ、工事としては繰り越しているという関係ですか。  ついでなんで、何か所ぐらいあるのかだけ。 ○西垣和美 委員長  部長、どうぞ。 ◎打田 上下水道部長  令和元年度で、管内調査につきましては、約3キロ弱ほど。あと、宅内設備の調査については、160戸程度を調査をさせていただいておるところでございます。 ○西垣和美 委員長  西川委員。 ◆西川仁 委員  結構です。 ○西垣和美 委員長  どうぞ、先ほどの。 ◎福西 上下水道総務課長  先ほどお尋ねの件で。  まず、雨水処理費の金額の中身でございますが、先ほど副市長のほうから言っていただいたところと、それから、退職給付金の関係であったりとか、流域の下水道維持管理負担金やったりとか、そういったところを合わせてこの金額になるというところでございます。申し訳ございませんでした。 ◆西川仁 委員  了解です。 ◎福西 上下水道総務課長  水道会計のところでちょっとお答えできなかった分をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○西垣和美 委員長  はい、お願いします。 ◎福西 上下水道総務課長  漏水の令和元年度の件数につきましては、185件ございました。  以上でございます。 ○西垣和美 委員長  よろしいでしょうか。  ほかに質疑はございませんでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  質疑はなしということで。  それでは、採決をいたします。  議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、原案のとおり可決及び認定することに賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○西垣和美 委員長  挙手全員であります。  よって、議第86号 令和元年度草津下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  それでは、ここで入替えがありますので、暫時休憩いたします。  再開後は、議第87号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしますので、説明員の準備方よろしくお願いいたします。  再開は、1時といたします。よろしくお願いいたします。              午前11時43分 休憩              午後 1時00分 再開 ○西垣和美 委員長  では、再開いたします。  議第87号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  それでは、議第87号議案について、提案者の説明を求めます。 ◎松尾 都市計画部副部長[総括]  議第87号令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。  本件につきましては、滋賀県市町村交通災害共済組合の資料を3点配付しております。  まず1点目が、令和元年度一般会計歳入歳出決算書、2点目が、令和元年度組合決算概要、3点目が、令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算等審査意見書となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、歳入歳出決算につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、令和元年度一般会計歳入歳出決算書の1ページを御覧いただきたいと思います。  まず、歳入でございます。内訳は、1ページ上の段に記載のとおりでございまして、歳入合計は、4億6,319万5,920円となっております。  次に、歳出でございます。内訳は、1ページの下の段に記載しているとおりでございまして、歳出合計は、4億5,484万1,115円でございます。  歳入歳出差引残額は、835万4,805円でございまして、この残金は、事務継承していただいている団体でございます滋賀県市長会に帰属いたしました。  次に、10ページをお願いします。
     実質収支に関する調書でございます。実質収支は、835万4,805円でございます。  次に、11ページをお願いいたします。  財産に関する調書でございます。現金の前年度末現在高が、4億5,687万4,613円、決算年度中の増減高が、マイナス4億5,687万4,613円、決算年度末現在高が、ゼロ円となっております。これは、令和元年度一般会計に繰り入れたものでございます。  以上、誠に簡単でございますが、滋賀県市町村交通災害共済組合令和元年度一般会計歳入歳出決算についての説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○西垣和美 委員長  ありがとうございました。  それでは、これより議第87号議案に対する質疑を行います。  質疑等ございましたら、挙手願います。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  質疑がございません。なければ、議第87号議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  それでは、採決いたします。  議第87号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○西垣和美 委員長  挙手全員であります。  よって、議第87号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  以上で、全ての部門の審査は終わりました。  ここで、説明員の準備がございます。休憩なしで、説明員の交代をお願いいたします。                (説明員交代) ○西垣和美 委員長  説明員の方、準備はよろしいでしょうか。  では、再開いたします。  それでは、総括協議を行います。  4日間にわたりまして質疑及び委員間討議をしてまいりましたが、一般会計決算の採決を前にしまして、全体的な観点から何かございましたら、質疑をお願いいたします。  土肥委員。 ◆土肥浩資 委員  この決算審査、4日間やらせてもらった中で、改めて感じたのが、事業の成果を問うたときに、やはり手段が目的になっているというようなところがよく見られていたのかなと思います。じゃあ、それは何でそうなっているかと言ったら、予算を立てる段階で、その予算を使うことでどれだけの成果が出せるかという見込みであったりとか、あとは目標設定、そこがしっかり定量的に定められていないから、こうやって評価の段階で曖昧な表現になったりとか、手段が目的のような成果の出し方になっていると思うんです。  なので、今回のこの決算審査を次年度の予算のほうに反映してもらうという点で言うたら、もちろん今回、いろいろ意見を言わせてもらった各事業であったり、施策というところも反映していただきたいところなんですけれども、まずはその予算を、あるいはまた計画を、事業を計画していく段階において、はっきりと、この事業を行ったらこれだけの効果が出るというところを、しっかりと評価できる形の目標設定をしてもらいたいと思うんです。  その考えについて、意見を頂きたいと思いますが。 ○西垣和美 委員長  今の土肥委員のことに答弁を頂きたいと思います。 ◎田中 総務部長  4日間、いろいろとお世話になりありがとうございました。  議員御指摘いただきましたように、予算は当然、最小限の経費で最大の効果を上げるということを目的に私どももさせていただいております。そういった中で何を目的にするのか、また、それがどのように評価されるかというのも非常に大きな視点であると思いますので、新年度の予算編成に当たりましては、予算の目的が効果的に達せられるように、十分そういった点も加味しながら取り組みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○西垣和美 委員長  ほかにございますか。  西川委員。 ◆西川仁 委員  決算で元年度の分について審査してきたんですけれども、2月、3月から始まりだしてきたコロナ禍の中で、この決算を見る限りでは、なかなか、来年度に向けて不透明な中で、削るというのはなかなか難しいんですけれども、全国的には不要不急のものを削っていくという方向が強まるやろうという具合には思うんです。そういう中で、元年度、改めて点検をしたときに、そういうものについて思い切って踏み込めるのか、あるいは、そういう事態かどうかというのをもう少し見んと判断つきかねる事態はあるとは思うんですけれども、そういう元年度の決算を見た上で、踏み込まざるを得ないという事態も想定できるという具合に思うんですけれども、そこの見方というのか、決算を通じてどういう思いで見ているのか、この点だけ、ちょっと確認しておきたいと思います。 ○西垣和美 委員長  どうぞ。 ◎田中 総務部長  議員御指摘のとおり、コロナ禍によります予算への影響というのは、まだまだ確認ができないというような、そういった状況でございます。そういった中で、これから予算、歳入を見込みながら歳出を見込んでいくというような状況でございますけれども、当然、今、大幅な税収の減、そういったものも見込まれるような状況でございます。  そういった中で、議員御指摘のとおり、事業も一定選択、そういったことも必要になろうか思います。ただ、どうしても削れない事業等もございますので、一定、今までの蓄えでございます基金等も活用しながらやっていく道はあると思っておりますので、その辺り、どのように歳入を見るか、そしてまた、どこまでの歳入を見極めるのか、そういった部分、非常に大きな役割があろうかと思っておりますので、今後の見積りの中で取組させていただきますので、御理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○西垣和美 委員長  今、歳入の見込みとかというお話がありましたが、決算で見て、事業からしっかりと踏み込んでいくというような内容だったと思うので、しっかりと決算を見ながらということも少し御意見の中にあればと思いましたので、その辺はやっぱり、事業ベースで見ていかざるを得ない場合には決算を見てからということになると思うので、しっかりと評価をしていただきたいと思います。  ほかはございませんでしょうか。  議長。 ◆瀬川裕海 委員  4日間、どうも御苦労さんでございました。  この4日間通じてちょっと思ったのが、非常に、各課において、質問に対する答弁ができない。資料がありませんとかいうことが非常に多かった。質問している側も、ちょっと決算からずれている質問もあり、一概に執行部だけが悪いとはよう言いません。そやけど、せめて記載している決算金額とか、これについて答弁ができないというようなことは、今後ないようにお願いをしたいと思います。  先ほど土肥委員も言われたように、この決算委員会でいろいろ意見が出ています。各施策、事業は、継続を多分される事業ばかりやと思います。これから令和3年度の、また予算の折衝に入ると思うんですけれども、しっかりと目的と手法をはっきりとさせて、予算要求をしていただかないと、結果、また来年、再来年の決算のときに、同じような結果になると思いますので。その辺り、しっかりとやっていただきたいなというふうに感じました。  それと、先ほどの資料不足による話ですけれども、あまりにも副市長に答弁をさせ過ぎ。やはり、課長が答えられなければ、副部長、部長がいるんですから、副市長に答えさせるというのは最後です。その辺しっかり、部長、副部長が肝に銘じて。自分らが答えないのであれば、しっかりと課長に指示をしてやっていただかないと、同じことの繰り返しになりますから。やっぱり、年々進歩をしていっていただきたいと思いますので。同じことの繰り返しのないようにだけ、またお願いをしたいと思います。  以上です。 ○西垣和美 委員長  意見ですね。  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」の声あり) ○西垣和美 委員長  ほかに質疑がないということで、それでは、採決に移りたいと思います。  議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに、賛成の委員の挙手を求めます。              (賛成者挙手) ○西垣和美 委員長  挙手多数であります。  よって、議第79号 令和元年度草津一般会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託されました決算認定9件の審査は、全部終了いたしました。  ここで、今回の審査に係る閉会日の委員長報告につきまして、委員間にて協議したいと思います。  実施いたしました施策評価については、施策評価の内訳と、特に意見のあった施策の評価コメントを報告いたしますが、そのほか、決算審査全般を通して委員長報告に加えるべき主要な論点等がございましたら、各委員から御提案いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  私のほうから、土肥委員からとか、また全般の質疑、それとまた、最後の議長の御意見にありましたように、手法と目的の予算立てのほうからしっかりとそこを意識していただくということと、表記の決算報告書、説明書とかに関しても、しっかりと成果が見えるような形での表記をしっかりとやってほしいという、数字をきちんと意識した取組というか、決算、予算の連動をしていただきたいということを加えさせていただきたいと思います。  それともう一点、プールの整備事業にもありましたように、これは3,500万円、約5,000万円使って入札を行いましたけれども、結局不調に終わって、成果としてこれはどうだったのかと問われると思います。以前に市民総合交流センターでも1億円近い設計費が無駄になったということがあって、やはりそういった税金についてのシビアな感覚をしっかりと持ってほしい。これを教訓として二度とこのようなことが起こらないように糧としていただきたい。税金の使い方として、これが成果として本当に、結果的には、そのときには適切な判断であったかもしれないけど、結果としてはそういった無駄というか、適切でなかったような結果に終わっておりますので、そういった税金の使い方に対しては、きちっと、今後このようなことがないようにということを付け加えさせていただきたいと思うんですが、以上2点について、皆さんいかがでしょうか。  ちょっと、言葉は、もっと精査させていただきます。今、少し雑駁な感じがありましたので。もう少し端的にさせていただきたいと思うんですけれども。今の2点について、皆様、委員長報告に加えてもよろしいでしょうか。              (「はい」の声あり) ○西垣和美 委員長  はい、分かりました。  それでは、委員長報告については、後ほど皆様にまた確認をいたしますのでよろしくお願いします。  それではただいまの、委員長報告全般について、当職で報告案を作成しまして、委員の皆様にあらかじめお配りすることといたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で委員長報告に対する協議を終わります。  これにて、決算審査特別委員会を閉会いたします。  閉会に当たりまして、中島副委員長から御挨拶をいただきます。 ○中島美徳 副委員長  皆さん、4日間お疲れさまでございました。  昨日は6時前まで審議いただきまして、お疲れさまでした。やはり市民の皆さんが心配されているところ、議員の皆さんから指摘があったと思いますので、執行部の皆さんにおかれましては、この決算、令和3年度の予算に生かしていただきますようによろしくお願いいたしまして、甚だ簡単措辞でございますが、委員会閉会に当たりましての挨拶に代えさせていただきます。  皆さん、お疲れさまでした。               閉会 午後1時24分 草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。   令和  年  月  日  草津市議会決算審査特別委員会 委員長...